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「My first time U.S.A」(マイファーストタイムユーエスエー)

 

 

ちゃす!

 

 

 

えっ!

 

 

 

更新してるや~ん!!

 

 

 

 

って

 

 

 

 

 

誰もそこまで僕のブログを追いかけてない?w

 

 

 

 

数少ないファンの方達にだけ届けば良いです^^

 

 

 

 

 

再開二回目のタイトルはこちら!

 

 

 

「My first time U.S.A」

(マイファーストタイムユーエスエー!)

 

 

 

 

カタカナ読みいらんやろ!笑

 

 

 

ちゃいます!

 

 

 

いるんです!!

 

 

 

 

して

 

古着屋さんに再就職した年

 

自身初となる憧れの地

 

”United state of America”

 

行きが決まった!!

 

 

 

もともとアメリカに留学しようと思っていて前職でお金を貯めて行こうと思ってました。

 

古着屋さんで働いてみないかと言うお誘いを受けたのはもちろん洋服への興味もありましたがどちらかと言うと

”USAに行ける!”

と言う気持ちの方が大きかった。

 

 

なので「ついにこの日が来た!!」と言う気持ちでドキドキわくわくが半端なかった。

 

 

ただ私、飛行機も海外旅行も初めて笑

 

 

 

そしてこの期に及んで更なるミッションが…

 

ちなみに今回行くのが僕の古着の師匠とその友達と僕の3人。

 

 

「ハジメ君、僕達は先に買い付けに行ってるから現地(サンフランシスコ)で落ち合おう!」と

 

 

オーマイゴッド(+_+)

 

 

て事は一人で現地まで来いと!

 

師匠せっしょうな~(>_<)

 

 

 

事前に準備したのは旅のトラベル英会話と言う簡単な英語本、あとは着替え、GREGORYの小さなバックパック1つ。

 

当初の興奮したドキドキが不安のドキドキに完全に様変わり。

 

 

 

して出陣の日がやって来ました♪

 

 

 

@関空

 

まずはどうにかこうにか搭乗手続きを済ませ搭乗口へ。

 

電車に揺られ出国審査をパスしあとは搭乗するだけ。

 

ドキドキと不安でいまいちこの時の記憶が薄いがギリギリで登場し、席を探した記憶が…

 

 

初のフライト。

席も良い感じ。

隣の人も日本人で優しく声を掛けてくれて良い感じ。

お寿司もでてくるし長時間のフライトもえーな~と。

ちなみに当時はまだ喫煙席が一番後ろにありタバコが吸えた!

今思えば凄い!!

 

途中入国審査のカードの書き方を隣の人に教えてもらって記入。

 

さあ後は着くだけ!

 

 

 

 

 

 

@サンフランシスコ空港

 

 

海を見渡し、丘に広がる景色を見ながら

 

Just Arrived!!!

 

 

おー!!!!!!

 

 

やって来ました自由の国”U.S.A”

 

まずは何とも嗅いだことのない独特な匂いが鼻の中から全身にしみわたる。

 

これがユーエスエーの匂いか!?

 

周りを見渡しても外人ばっかり!

 

そりゃそうやわなw

 

 

して流れに身を任せいざイミグレーションへ。

 

 

審査官:ワッチュウ~ユア~パンパースなんちゃらかんちゃら???

 

ハジ:???

 

ハジ:ナニイッテマスカ(-_-)

 

ハジ:あっ!!!! 斉藤寝具!!!

 

ハジ:イェス!サイトウシング!!

 

審査官:オッOK…。面倒臭そうにもう行け!見たいな感じで。

 

もうね、何を言ってるのかさっぱりわかりまへんね!

緊張も重なって目の前に写る景色までビー玉ぐらいの大きさにしか見えてない。

流暢に喋られてもわかるはずがない。

でどうにかパスし、審査官にこの用紙を次で見せろと。

 

関税の申告書でした。

 

 

関税官に渡すと

 

関税官:ホイデキミハシンコクスルモンハナインカイナ?

 

ハジ:???

 

関税官:セヤカラナニカシンコクスルモンナイノカイウテンネン!!

 

ハジ:さっぱり聞き取れない(-_-)

 

関税官:3番レーンへ行ってカバンを渡せ!と

 

ハジ:はいはい渡せばえ~んでしょ。

 

カバンを渡すや否やレーンに俺のBAGをぼーん掘り投げて

 

3番レーン(デカイ警官):「OPEN!!」

 

ハジ:うそやん!なんやこのえらっそい感じ!カバンの中身見せろって何にも入ってへんし…

 

3デカ警官:バックパック一つで来たと言う事はお前はきっと運び屋!やと。

 

ハジ:とりあえず全部見せて何もないことを確認されどうにかこの危機を脱出!

 

まぁしかしえらっそうやったなぁ。

 

でも良く考えれば1週間の滞在でホント小さなバックパック1個しか持ってない。あげく浅黒くて人相も良くない。

これぐらい疑われても仕方ないな笑

 

 

さあ僕には引き取る荷物もないしあとは空港を出るだけ!!

 

待ち受けるのはサンフランシスコさん!

そう!

思い焦がれ待ちに待ったユーエスエー!

 

空港の出口の自動ドアを出た。

 

からっとした空気感と木漏れ日から来る熱い太陽!

これがサンフランシスコの気候かと。

 

 

まずは到着の一服をとハイライトを1本取り出し…。

*ちなみハイライトはキムタクがドラマで吸っていてマネしましたw

 

 

 

さあここからが問題!!!

 

ホテルまでどうやって行く??

 

バスで行くかタクシーで行くか…

 

周りを見渡しても日本人も居ないし頼れるのは信用できない外人ばかり。

 

 

バスはもし行き先を間違ったらとんでもない事になりそうやな。

 

かといってタクシーも変なとこへ連れてかれて殺されたりするんちゃうかとか。

 

TVでもそんなニュース見たしなぁ…。

 

 

 

 

15分経過。

 

 

もうこれはこいつに頼るしかない!

 

「トラベル英会話」w

 

を取り出しタクシー編を記憶しつつ、運転手に見せるしかない!

 

 

@タクシーの乗り合い場所

 

 

待っていると1台のセダンが来た!

 

乗るしかない!と思いドアを開けて入ると。

 

ヒゲが生えたおっさん運転手!

 

ちょっと怖い(-_-)

 

大丈夫か!?

 

とりあえずホテルの住所とトラベル英会話のページを見せ、よろしく!と

 

ちなみにトラベル英会話のタクシー編にあった「俺はメーターをちゃんとチェックしてるから」と言う英語のフレーズを喋ったw

 

ヒゲ運転手:OK!!ノープロブレム!!

 

ハジ:おっ!これは結構えー運転手ちゃうかと。

 

ヒゲ運転手:ホンデキミハドコカラキタンヤ?

 

ハジ:ジャパン!!ジャパン!!(高揚し同じこと2回は言ってるw)

 

空港を横目に高速をタクシーが進んでいく。

 

ベイブリッジが見えた!

 

いよいよダウンタウンへ入って行く。

 

目に映るすべて見たことも無い景色。

 

街角にある新聞や雑誌の自動販売機。

 

ハジ:アレハニュースペーパーノジハンキカ?ニュースペーパー!!

もう興奮しすぎて何を言いたいのか分けがわからない。

見たものをすべて口に出してるw

 

 

ヒゲ運転手:アンチャン、ツイタデ~!

 

見るとチンチン電車が発着する駅の目の前のホテル!!

最高やん!!

 

ハジ:サンキュウー!!サンキュウー!!キープザチエンジ!!

かっこつけて「御釣りはいらねーぜ」って言ったけどたぶん通じてないw

 

 

 

なにわともあれ長いフライトから14時間かけてやっとホテルに到着。

 

 

 

 

@THE POWELL HOTEL

IMG_6901

 

残念ながら当時は携帯もないのでその時撮った写真が無いのでネットから拝借。

ただこの画像も新しく僕が泊まった時は緑のテントがはってありもう少しクラシックだった。

 

 

 

さあ到着し、まずはチェックインと思いフロントへ…

 

 

 

ここで事件が…!?

 

 

 

 

ハジ:「I have made a reservation.(アイハバメイドアレザベーション)」

「Hajime Sugimoto(ハジメ スギモト)」

 

 

フロント:アナタノナマエデノヨヤクハハイッテナイ!

 

ハジ:ホワット~!!!!ゼッタイニハイッテル!!ナンデヤネン!?

 

フロント:イヤイヤ マジデハイッテナイヨ。

 

ハジ:ほな師匠の名前で入ってるやろ!

 

フロント:イイヤ。ハイッテナイ!

 

ハジ:オーマイゴッド(*_*) オーマイゴッド(*_*) オーマイゴッド(*_*)

 

ホテルを間違えたか!?いやメモを確認したが間違いない!

 

ここまで来てなんでやねん!!

 

マジでかんべんして欲しい(>_<)

 

 

ハジ:てか日本語喋れるスタッフは居てないのか?

 

フロント:今いてないけどもうちょっとしたら戻って来ると。

 

IMG_6900

@フロント

 

 

当時はこの写真よりも古くて汚かったきがする。

今思えば歴史情緒があったな。

 

 

 

1時間経過。

 

 

 

待てど暮らせど日本語喋れるスタッフは来ない。

 

 

ハジ:もう一度確認してみてくれ!「Hajime Sugimoto」と改めて書いた紙を渡し

 

フロント:アッ!ヨヤクハイッテルヨー!

 

 

ってうそやん!!

 

何やったんやこの1時間!

 

 

 

 

まぁでもこれでやっと一息つける。

 

 

 

鍵をもらって部屋へ着くや否やベッドへ

 

ばたーん!

 

肩にのかっていたすべての力が抜けた。

 

 

 

 

「コンコンコン」

 

 

 

えっ!!!!

 

 

もうマジでかんべんしてくれ!!!

ノックされる覚えも微塵も無い!!

 

 

 

恐る恐るドアを開けると…

 

 

 

 

 

 

 

「ハジメ君、待った?」

 

 

 

師匠、遅いですわ~!!!(+_+)

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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